完全引渡しのポイント⑤「寸法どおり」 |
⑤「約束通りの寸法・高さ」で出来上がっていることについてお話させて頂きます。
当たり前のことのようですが、
建売を買うのではなく注文住宅を建てるつもりであるならば
このあたり 緻密に打ち合わせできているかどうか・・・は住宅会社によって全く違っているといっても過言ではありませんから
注意が必要な項目です。
イメージも大事ですが、現実に即して置きたい家具や電気製品が効率よくかつ使い勝手良く配置できるかどうかで住宅の満足度が大きく違ってきます。
設計段階で、今お持ちの家具・電気製品で新しい住宅にもっていくつもりのものについては、
その幅(W)奥行(D)高さ(H)を事前に寸法を測り、それをどこに置きたいのか希望を事前に伝えておくことが大切です。
一見使い勝手が良さそうな間取りでも、いざ家具や電気製品を並べてみると、狭かったり、使い勝手が意外と悪かったりするものです。
その他の代表的なものは 仏壇・仏間の作りです。
「仏間」といって思い描くスペースのイメージは実は生まれ育った環境や信仰する宗教によって全く異なります。
若いお客様の場合は、仏壇は想定しない・・・なんて方もいらっしゃいますが、仮にそのようなお客様の場合でも親御さんと相談だけはして頂いてます。
将来仏壇が来る可能性があるのであればその時に備えて、スペースだけは確保しておく方がよいと思います。
仏間の作り方によって扉の有無 扉の種類も異なります。黒塗りの仏壇をおさめる仏間もあれば、5段の棚を造作で作る仏間もあります。
仏壇をおさめる場合、仏壇自体にも扉がついているので扉だらけにならないように、扉が仏間の中にしまいこまれる軸回し扉に変更することもよくあります。
また、収納スペースも住宅ができてから、足りなかった、もっと使い勝手を考えて置くべきだったと後悔の多い項目です。
長く暮らしていると、思い出の数だけ物はどんどん増えていきます。
ある程度想定しながら、収納スペースを十分確保することも重要です。
置きたいものがある程度決まっているようでしたら棚の高さ、深さについても詳細に打ち合わせして、決めておくとよいでしょう。
棚を決める際に、固定棚の方が重いものを置くには向いていますが、スペースの可変性を優先してかつ軽いものを置く前提であれば、区切りに融通がきく可動棚がお勧めです。
また、住宅が出来上がってもっとも「しまった・・・」と思う項目に電気の配線・コンセントの位置があります。
間取りを考えるのが精一杯でなかなか電気関係にまで考え・気持ちが回らない方が多いようですが、住宅の満足度に大きな影響があります。
間取りに比べ、電気関係を決めるのには、十分な時間をとることができますので以下の点に気をつけながら慎重に決めて行きましょう。
①大型テレビ
最近は大型画面は主流です。
大型TVの場合コーナーに斜めに設置するとTVの後に大きな無駄スペースを生じてしまいます。
そのため 最近ではリビングのTVの設置位置は間取りを考える上で かなり優先順位の高い項目です。
②パソコン
パソコンの使用台数も1台だけというのは今や稀で2台3台いや家族一人に一台なんてことも珍しくありません。
家庭内LANを構築する場合もありますし、インターネットだけでなくTV視聴もするなど用途も増えています。
パソコンのある位置にはたくさんのコンセントが必要になるのであらかじめよく考えておく必要があります。
③照明のスイッチ配線
階段が1階からでも2階からでも照明が付け消しできるように2ケ所以上から照明を付け消しできるスイッチを3路(4路)スイッチといいます。
玄関やリビングや2階ホールなど出入り口が2ケ所以上あるスペースにはどちらからでも付け消しできるようにしておかないと暗い中をうろうろするなんてことになりかねませんから要検討事項です。
④シュミレーションを繰り返してみる
大体これでいいかな?・・・と思った段階で出来上がった住宅で生活するイメージをして実際に生活してみているシュミレーションをしてみてください。
(例1)外から帰ってきて、リビングに入ってテレビをつけてみました。
(例2)テレビを見終わって、寝るために2階に上がることにしてみました。
(例3)夜中に目が覚めて、トイレに行きたくなりました。
(例4)今日は、実家の両親が泊まりにくることになっています。
(例5)新築祝いで、親戚一同が集まってパーティを行います。
いろんな状況を想定して、どのような動きをするのかとシュミレーションを繰り返し不便じゃないか、もっと使いやすくならないかを検討して下さい。
⑤将来における対応も検討する
最後に現在のことだけでなく、子供さんが大きくなった時のことそして将来子供さんが独立していった後の老後の段階のことも想像して 使い勝手を検討します。
将来の準備のために、今しておくべきことと、必要となった時に手軽にリフォームできることなどにわけて考えて、
将来に備えておくと安心できます。



