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O様邸 (兵庫県加西市) ソーラーサーキットの家

VOICE住み心地レポート秋 季節の変わり目を住みこなす工夫

暑かった夏もおわり、いつのまにか秋、いえ冬の訪れさえ感じる季節になりました。
住み始めてから3ヶ月がたちます。3ヶ月たって思うことは、ソーラーサーキットの家は住む人間が「工夫」をする必要がある家であるということです。ソーラーサーキットと言えば、最先端の技術でつくられた家であるがゆえに「オートマティック」なイメージがありました。「何もしなくても快適な家」というイメージです。でも、よく考えたら一般の家よりも「何かをしなくてはならない家」「手間のかかる家」です。

だって、床下のダンパーの開閉や、季節にあわせた換気システムの変更をしないといけないのですから。「衣替えをする家」ともいわれますが、服の衣替えだって時間がかかる一仕事です。ソーラーサーキットの衣替えにも時間と手間は必要なのですね。(といっても10分ぐらいですが・・・。)でも、その時間と手間が住み心地を変えるのです。

9月後半から10月は、そんなに工夫せずとも快適でした。窓をあけて心地よい風をとりいれることができました。冷房も暖房もいらない快適な日を過ごせました。

11月になると「寒さ」を感じるようになりましたので、ダンパーを閉めました。

底冷えというものは現在にいたっても感じません。隣に住んでいる祖母が「この家はぬくい。」といっています。ただ、住んでいるとそれを強く感じません。夏も同じような感じがしました。ふりかえってみれば「たしかにそうだな。」という感じなのです。これはいうなれば、家のなかのコンディションの変化が少ないということではないでしょうか。「住む人に変化を感じさせない家」-これは実はとんでもないことではないかと思うのです。比べてみれば「快適」なことは「あたりまえ」過ぎて気づかない家。ソーラーサーキットマジックとでもよんでおきましょう。

しかし、11月中ごろになって変化を感じてきました。ソーラーサーキットというか高気密住宅の困った 点です。ユニデールにもスイッチがはいりましたが、ファンヒーターなどの強い暖房ではなく、「やわらかくあっためる」という感じです。ユニデールをつけずとも、昼間なら外気温10度でも、家の中は20度ぐらいあります。夕方からユニデールの力が発揮され現在23:00ですが、19度あります。つまり室内の一日の気温差が少ないのです。だから、「あったかくなった」という感覚がないのです。それが「あたりまえ」になってしまう。ソーラーサーキットのぜいたくな点かもしれません。

話しはそれましたが、困った点というのは「乾燥」の問題です。湿度が40%前半。空気が乾いた感じもします。確かに外の空気も乾燥してますが、あくまで住み心地にこだわるなら外がどうであろうとこの湿度をなんとかしたいのも正直なところです。我が家はハイブリッド式の加湿器を購入し、寝室に置きました。しかし、日中のリビングは広さがありますので加湿器の能力では湿度のあがりが弱い場合があります。これをどうすればよいのか悩んでいるところです。ソーラーサーキットの弱点かなとも思います。(もしかすると解決方法を知らないだけかもしれませんが。)

悩んだら相談したらいいのです。RECOMに聞くのが一番!入居してからも、いろんな問い合わせやお願いをしました。対応は早いですよ。造作家具の扉の調整をお願いしたら即日対応してくれました。メールでお願いしたら、その日のうちに。部屋を整理する時間もなく、逆にあせりました。私がずうずうしいからかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。

「乾燥」対策のお知恵をおかしください。最初にもいいましたが、住み始めてわかったことはソーラーサーキットは「手間のかかる家」です。気候の変化に敏感になって工夫をする必要があるのです。ソーラーサーキットの性能を引き出してやることが住む側に必要になってくるようです。だから、すべての季節をひととおり住んでみてようやくソーラーサーキットをわかりかけるのかなと思います。ソーラーサーキットを使いこなすようにならないと本当のソーラーサーキットはわからないのかもしれません。今年は、試行錯誤してみようと思っています。来年の夏や、冬になったときに「去年もこうしとったらよかったのに!」と妻が言うようになる気がします。夏は「明るい土間の家」という感じがしました。この季節を迎えて思うことは、ソーラーサーキットの家は単に「住む」家ではなく「住みこなす」家であるということです。最先端の技術を使った家でありますが、新しいときより年月を積み重ねたほうが「味」のでる家、住む人とともに年輪を刻む家であるような気がします。

(冬の乾燥対策へのRECOMからのO様への回答)
田中より:ソーラーサーキットの家に限らず外の乾燥した空気を室内に導入して、その空気の温度を上げると相対湿度は下がります。通常の家についている換気扇の場合は外気をそのまま取り入れるのでその湿度の下がり方は大きくなります。ソーラーサーキットの場合、室内の暖められた空気をそのまま排出するのは、せっかく暖めた熱(温度)と外気より相対的に湿気を含んだ空気の両方を捨ててしまうことになるので、全熱交換によって熱(温度)と湿度(水蒸気)の両方を交換した上で外気を取り入れています。それでも約3分の1のエネルギー(熱・水蒸気)は失われてしまうので、その失われた熱と水蒸気の補給 つまり暖房と加湿を考えなくてはならないことになります。

ちなみに開発元のカネカの方では、御家族にアトピー性の皮膚症や唇が乾燥して割れるなどの症状がないのであれば湿度は30%位でも比較的快適に過ごせて問題ないと教えてもらっています。

とはいえ喉がよく渇くと思いますので、水分の補充を十分してください。ちなみに海外で乾燥した国なら湿度30%は快適湿度と考えられているそうです。ただしそれ以上に乾燥する場合はやはり加湿を考えることになるのですが、加湿器などの機械はなるべく利用せずに自然な加湿方法を取り入れてもらいたいと思います。

  •  観葉植物などを置いて植物の葉から蒸散される水分などが一番理想です。この場合、注意しなければならないのは、植木鉢の下の”たまり水”は、雑菌の繁殖の原因となるので、なるべくすぐ処分してこの水を加湿手段と考えないでください。その他の方法はコップの水などを置いてやさしい加湿を考えるのも方法です。どのくらい水が減るのかを観察してみるのもよいかもしれません。
  • 洗濯物もよく乾きますので室内干しもよいそうです。
  • またいずれの加湿の手段をとった場合でも、換気扇の吸気側(外部から室内に空気を取り入れている側)の近くに置くようにしてください。つまりせっかく加湿しても排気側(トイレ・洗面所・浴室・廊下)の換気扇の近くに置いてしまうと加湿した空気がすぐ排出されてしまうからです。具体的には観葉植物や加湿器をもちいる場合はリビングの換気扇の吸気口の近くに設置することです。

いずれ今の季節レベルの乾燥度合いは、乾燥しすぎレベルまではいっていないと思いますので本格的に寒くなった1月や2月頃に乾燥対策が必要になることでしょう。なるべく自然な加湿がお勧めです。

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